警察官とは

日本の治安を守るべく職務を遂行する公務員。
地域社会に貢献する姿は凛々しく、いつの時代も子供達の憧れの職業です。
大きく分けて警察官には2種類の採用があります。
◆地方公務員の警察官(日本全国の警察など)
交番や警察署など、普段の生活で一般の人が触れあう機会の多い警察官は地方公務員の警察官がほとんどです
警察官の階級と昇進

全国では総数約29万人の警察職員が日本の平和と安全を守り続けています。
警察組織では、階級制度によって役職が決まるピラミッド型の組織体系が採用されており、警察官は巡査から始まる9階級のいずれかに属しています。
※巡査長は呼称階級
現場の警察官(地方公務員)
現場の警察官(地方公務員)は巡査から始まり、警部補、警部へと昇進していきます。
昇進するには昇進試験に合格する必要がありますが、昇進試験では実技や実績が加味されることはなく、筆記試験の成績だけで合否が決められます。
※警部まで
犯人逮捕や検挙率など実績が加味されないことを意外に思えるかも知れませんが、検挙実績などの不確定要素を試験に含めるのではなく、単純に努力が形としてでやすい筆記試験のみで昇進を判断する方がより公平であるという判断からこのような制度になっています。
同じ都道府県でも犯罪発生率の高い地域、そうでない地域があり、実績を加点対象としてしまうと地域ごとに有利不利が出る結果となり、公明正大の化身とも言える警察官という職業の根幹が揺らぎかねません。
国家公務員(キャリア組)
国家公務員(キャリア組)は現場で働く警察官とは異なり、入庁と同時に警部補の階級が与えられます。
その後、警部、警視と昇進試験を経ることなく出世していくシステムとなっており、30代で警察署長に就任するなど劇的なスピードで出世していきます。
現場の警察官とは出世スピードが桁違いで、警察の重要なポストはほとんどキャリア組が就任しています。
警察官になるには

警察官になるには2つの方法があります。
②国家公務員試験である国家公務員試験採用総合職試験・一般職試験を受験し、警察官になるルート
私達が目にする一般の警察官はほとんどが①の都道府県で採用された警察官です。
その地域の治安を守る警察官として、各都道府県警で活躍します。
一方、②の警察官は国家公務員試験に合格した警察官で、この中にはいわゆる「キャリア組(幹部候補)」も含まれています。
警察庁の中枢で日本の治安と安全を守るために活動します。
身体要件
警察官採用試験には身体要件があります。
【女性】身長:おおむね154センチ以上 体重:45キロ以上
凶悪な犯罪者と対峙する事も珍しくない警察官ですから、あまりに身体の小さい人は採用されません。
また、同様の理由で身体の大きな人ほど採用されやすい傾向にあるようです。
警察官として採用後は
警察官に採用後は警察官としての知識と技能を学ぶため警察学校に入校します。
全寮制で半年~10ヵ月の研修を受けますが、警察学校では全ての行動に対して厳しく指導されるため、自ら職を辞する人も少なくありません。
確固とした精神を持ち合わせていないと、警察官として働き続ける事は難しいといいます。
また、警察官として勤務している間は私生活でのトラブルや交通違反にも気をつけて生活する必要があります。
飲酒運転や痴漢行為など自身に問題行為があった場合、甚大なケースでは懲戒免職、軽微なものであったとしても、依願という形で自主退職せざるを得ない状況になることもあります。
自身に問題はなくても、子供や親など家族に違法行為があった時にも同様となることもあり、私生活では家族も含め、品行方正な生活を送る必要があります。
警察官の初任給

Ⅰ類採用者(主に大卒):252100円
Ⅲ類採用者(主に高卒):212700円
大阪府警(2016年)
大学卒:200600円(地域手当含む)
高校卒:162000円
警察官の初任給は各都道府県警によってさまざまですが、おおむね20万円程度が平均水準。
初任給では一般的なサラリーマンとさほど差はなく、警察官1年目の年収は300万円から400万円程度となります。
※期末・勤勉手当(賞与)が月額給与4.3ヶ月分。その他に各種手当てが加算される。
警察官の年毎の収入推移
年 | 年齢 | 平均給与 | 諸手当 | 月額給与 | 賞与 | 年収 |
---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 38.4歳 | 32万1712円 | 14万249円 | 46万1961円 | 162万6525円 | 717万57円 |
2018年 | 38.4歳 | 32万732円 | 13万5496円 | 45万6228円 | 160万2712円 | 707万7448円 |
2017年 | 38.4歳 | 32万446円 | 13万5897円 | 45万6343円 | 158万2099円 | 705万8215円 |
2016年 | 38.5歳 | 32万757円 | 13万8846円 | 45万9603円 | 154万6538円 | 706万1774円 |
2015年 | 38.6歳 | 32万1121円 | 13万7673円 | 45万8794円 | 150万6809円 | 701万2337円 |
2014年 | 38.8歳 | 32万1974円 | 14万1386円 | 46万3360円 | 146万8919円 | 702万9239円 |
2013年 | 39.0歳 | 32万810円 | 14万939円 | 46万1749円 | 126万9713円 | 681万701円 |
2012年 | 39.3歳 | 32万2203円 | 14万658円 | 46万2861円 | 127万5787円 | 683万119円 |
2011年 | 39.4歳 | 32万4966円 | 15万2745円 | 47万7711円 | 142万8174円 | 716万706円 |
2010年 | 39.7歳 | 32万5926円 | 14万3157円 | 46万9083円 | 143万639円 | 705万9635円 |
2009年 | 40.0歳 | 33万43円 | 14万4541円 | 47万4584円 | 152万394円 | 721万5402円 |
2008年 | 40.3歳 | 33万8245円 | 14万5308円 | 48万3553円 | 168万4067円 | 748万6703円 |
2007年 | 40.7歳 | 34万4824円 | 14万8223円 | 49万3047円 | 171万1431円 | 762万7995円 |
警察官の平均年収は700万円から800万円程度で推移しています。
国家公務員でも年収600万円台が平均ですから、公安職の年収の高さを確認できます。
※危険な職務が多い公安職は給与が1割程度、他の公務員よりも高く設定されている。
他の公務員に比べて退職率が高いため、警察官の平均年齢は40歳弱と一般的な公務員の平均年齢よりも少し低くなっています。
警察官の年収・収入について

総務省発表の資料から算出した警察官の平均年収は717万57円でした。
ボーナスは162万6525円となっています(2019年)
危険な職務を遂行する公安職の年収が高く設定されている事や各種手当てが多く支給されている事から、国家公務員や地方公務員の年収(650万円程度)と比べると、同じ公務員でありながら若干高い給与が支給されています。
【長野県警の警察官年収モデル】
警部補 | 巡査部長 | 巡査 | ||
---|---|---|---|---|
モデル年齢 |
45歳 | 35歳 | 25歳 | |
月額 | 給料 |
383300 | 302000 | 230700 |
給料の特別調整額(管理職手当) |
||||
地域手当 | 7666 | 6040 | 4614 | |
年額 | 期末手当 |
1116160 | 840948 | 611815 |
勤勉手当 |
688098 | 517506 | 376502 | |
寒冷地手当 |
89000 | 89000 | 51000 | |
計 |
658万6850円 | 514万3934円 | 386万3085円 |
参事官 | 所属長(8級) | 所属長(7級) | ||
---|---|---|---|---|
モデル年齢 |
58歳 | 57歳 | 56歳 | |
月額 | 給料 |
479391 | 458894 | 441282 |
給料の特別調整額 (管理職手当) |
105569 | 82286 | 81092 | |
地域手当 | 11698 | 10822 | 10446 | |
年額 | 期末手当 |
1501834 | 1399532 | 1345820 |
勤勉手当 |
1365304 | 861250 | 828198 | |
寒冷地手当 |
89000 | 89000 | 89000 | |
計 |
1011万6034円 | 897万3806円 | 865万6858円 |
こちらは長野県警のデータですが、全国の警察でもほぼ同様の水準と考えられます。
公開されている長野県警の年収モデルデータでは45歳でおおむね650万円程度、60歳の定年近くになると年収1000万円以上に。
仕事内容は大変ハードなものですが、収入面では安定性が高く、世間一般の水準よりはかなり良好といえるでしょう。
45歳で650万円の給与水準は上場企業の中でも平均以上の年収になります。
※上場企業45歳年収ランキングより
また、このデータでは扶養手当など、加算されていない手当てもあり、実際にはこの数字よりも若干高い数値になります。
警察官の年齢別年収推移と生涯賃金
総務省発表の地方公務員年齢推移データを利用して、収入の年齢推移を算出しました。
ボーナスは地方公務員と同様の月数、22歳から59歳までを生涯年収として算出しています。
年齢 | 給与 | ボーナス | 年収 |
---|---|---|---|
22歳 | 25万2478円 | 111万903円 | 414万642円 |
23歳 | 26万4057円 | 116万1850円 | 433万535円 |
24歳 | 27万5635円 | 121万2797円 | 452万428円 |
25歳 | 28万7214円 | 126万3744円 | 471万321円 |
26歳 | 29万8209円 | 131万2122円 | 489万636円 |
27歳 | 30万8620円 | 135万7930円 | 506万1374円 |
28歳 | 31万9031円 | 140万3737円 | 523万2113円 |
29歳 | 32万9442円 | 144万9545円 | 540万2851円 |
30歳 | 34万190円 | 149万6838円 | 557万9126円 |
31歳 | 35万1276円 | 154万5617円 | 576万939円 |
32歳 | 36万2363円 | 159万4397円 | 594万2752円 |
33歳 | 37万3449円 | 164万3176円 | 612万4565円 |
34歳 | 38万4974円 | 169万3888円 | 631万3585円 |
35歳 | 39万6939円 | 174万6535円 | 650万9811円 |
36歳 | 40万8905円 | 179万9180円 | 670万6036円 |
37歳 | 42万869円 | 185万1826円 | 690万2263円 |
38歳 | 43万2601円 | 190万3445円 | 709万4659円 |
39歳 | 44万4098円 | 195万4036円 | 728万3226円 |
40歳 | 45万5597円 | 200万4627円 | 747万1793円 |
41歳 | 46万7094円 | 205万5219円 | 766万360円 |
42歳 | 47万7181円 | 209万9597円 | 782万5769円 |
43歳 | 48万5855円 | 213万7760円 | 796万8019円 |
44歳 | 49万4528円 | 217万5925円 | 811万270円 |
45歳 | 50万3202円 | 221万4090円 | 825万2521円 |
46歳 | 51万792円 | 224万7488円 | 837万7004円 |
47歳 | 51万7300円 | 227万6120円 | 848万3720円 |
48歳 | 52万3806円 | 230万4751円 | 859万437円 |
49歳 | 53万314円 | 233万3383円 | 869万7154円 |
50歳 | 53万5706円 | 235万7110円 | 878万5595円 |
51歳 | 53万9985円 | 237万5936円 | 885万5762円 |
52歳 | 54万4264円 | 239万4761円 | 892万5930円 |
53歳 | 54万8542円 | 241万3587円 | 899万6097円 |
54歳 | 55万2335円 | 243万277円 | 905万8306円 |
55歳 | 55万5643円 | 244万4832円 | 911万2555円 |
56歳 | 55万8951円 | 245万9386円 | 916万6805円 |
57歳 | 56万2259円 | 247万3941円 | 922万1055円 |
58歳 | 56万3913円 | 248万1219円 | 924万8180円 |
59歳 | 56万3913円 | 248万1219円 | 924万8180円 |
生涯賃金:2億7456万1394円 |
40歳:約700万円
50代:約800万円
定年付近:約900万円
もともとの給与設定が高いうえに残業も多いため、22歳の大卒時から年収400万円に到達します。
30歳中頃で600万円、40歳になると700万円を超えます。
その後も順調に収入は伸びていき、50代で年収800万円となり、定年間際で900万円まで上昇します。
年収が1000万円を超えるのは役職に就いている警察官のみで、平均的な警察官であれば、年収1000万円を超えるのは定年間際になったとしても難しいでしょう。
生涯賃金は年収合計2億7456万1394円に退職金の約2000万円を加えた2億9000万円程度になります。
※このデータには残業代など手当てが含まれていません。それらを含めると生涯賃金は3億円を超える事が予想されます。
警察官 都道府県別年収ランキング
※2020年 総務省発表データより
順位 | 都道府県 | 賞与 | 年収 |
---|---|---|---|
1位 | 東京都(警視庁) | 187万8500円 | 771万4520円 |
2位 | 大阪府 | 178万8600円 | 767万5116円 |
3位 | 神奈川県 | 174万3500円 | 751万7252円 |
4位 | 愛知県 | 175万1500円 | 734万4376円 |
5位 | 滋賀県 | 170万8000円 | 733万9444円 |
6位 | 埼玉県 | 168万9100円 | 732万2488円 |
7位 | 千葉県 | 167万6400円 | 729万6744円 |
8位 | 宮城県 | 163万8400円 | 725万7004円 |
9位 | 兵庫県 | 171万4500円 | 721万7964円 |
10位 | 京都府 | 174万7000円 | 712万8076円 |
11位 | 静岡県 | 167万9500円 | 709万72円 |
12位 | 徳島県 | 156万7100円 | 701万3960円 |
13位 | 三重県 | 164万8300円 | 701万3536円 |
14位 | 岡山県 | 163万6300円 | 697万9288円 |
15位 | 香川県 | 160万5000円 | 696万5544円 |
16位 | 福岡県 | 166万7800円 | 694万9864円 |
17位 | 岐阜県 | 164万9500円 | 694万4620円 |
18位 | 広島県 | 166万8100円 | 692万188円 |
19位 | 茨城県 | 162万9400円 | 691万8184円 |
20位 | 長崎県 | 160万5800円 | 689万9696円 |
21位 | 奈良県 | 159万500円 | 689万7356円 |
22位 | 福島県 | 157万4000円 | 684万6932円 |
23位 | 山形県 | 153万8700円 | 683万7396円 |
24位 | 沖縄県 | 155万9700円 | 678万8808円 |
25位 | 長野県 | 159万円 | 676万7496円 |
26位 | 群馬県 | 158万3800円 | 675万4204円 |
27位 | 愛媛県 | 160万4000円 | 673万4384円 |
28位 | 和歌山県 | 159万500円 | 672万2684円 |
29位 | 大分県 | 159万2000円 | 671万5268円 |
30位 | 山口県 | 157万4900円 | 671万3672円 |
31位 | 新潟県 | 158万1400円 | 670万5664円 |
32位 | 北海道 | 158万1400円 | 668万4556円 |
33位 | 栃木県 | 160万1400円 | 667万9608円 |
34位 | 岩手県 | 153万1200円 | 662万8440円 |
35位 | 山梨県 | 159万700円 | 662万2612円 |
36位 | 福井県 | 155万6300円 | 660万1424円 |
37位 | 富山県 | 156万4500円 | 656万2104円 |
38位 | 熊本県 | 156万5100円 | 655万7472円 |
39位 | 石川県 | 154万3100円 | 653万5088円 |
40位 | 鹿児島県 | 151万2400円 | 652万6924円 |
41位 | 秋田県 | 149万7000円 | 650万7324円 |
42位 | 佐賀県 | 152万5500円 | 650万376円 |
43位 | 島根県 | 144万2800円 | 649万7920円 |
44位 | 宮崎県 | 150万8900円 | 647万4536円 |
45位 | 高知県 | 143万2300円 | 644万9692円 |
46位 | 青森県 | 138万9500円 | 635万7344円 |
47位 | 鳥取県 | 137万円 | 635万5904円 |
警察官の都道府県別年収一覧です。
やはり、東京都や大阪府などの大都市の年収が高く設定されています。
これは地域別の地域手当が高く設定されている事や事件が多いために残業代が多く支給されていることが影響していると考えられます。
警察官 都道府県別ボーナス・賞与ランキング
※2020年 総務省発表データより
順位 | 都道府県 | 賞与 |
---|---|---|
1位 | 東京都(警視庁) | 187万8500円 |
2位 | 大阪府 | 178万8600円 |
3位 | 愛知県 | 175万1500円 |
4位 | 京都府 | 174万7000円 |
5位 | 神奈川県 | 174万3500円 |
6位 | 兵庫県 | 171万4500円 |
7位 | 滋賀県 | 170万8000円 |
8位 | 埼玉県 | 168万9100円 |
9位 | 静岡県 | 167万9500円 |
10位 | 千葉県 | 167万6400円 |
11位 | 広島県 | 166万8100円 |
12位 | 福岡県 | 166万7800円 |
13位 | 岐阜県 | 164万9500円 |
14位 | 三重県 | 164万8300円 |
15位 | 宮城県 | 163万8400円 |
16位 | 岡山県 | 163万6300円 |
17位 | 茨城県 | 162万9400円 |
18位 | 長崎県 | 160万5800円 |
19位 | 香川県 | 160万5000円 |
20位 | 愛媛県 | 160万4000円 |
21位 | 栃木県 | 160万1400円 |
22位 | 大分県 | 159万2000円 |
23位 | 山梨県 | 159万700円 |
24位 | 奈良県 | 159万500円 |
25位 | 和歌山県 | 159万500円 |
26位 | 長野県 | 159万円 |
27位 | 群馬県 | 158万3800円 |
28位 | 北海道 | 158万1400円 |
29位 | 新潟県 | 158万1400円 |
30位 | 山口県 | 157万4900円 |
31位 | 福島県 | 157万4000円 |
32位 | 徳島県 | 156万7100円 |
33位 | 熊本県 | 156万5100円 |
34位 | 富山県 | 156万4500円 |
35位 | 沖縄県 | 155万9700円 |
36位 | 福井県 | 155万6300円 |
37位 | 石川県 | 154万3100円 |
38位 | 山形県 | 153万8700円 |
39位 | 岩手県 | 153万1200円 |
40位 | 佐賀県 | 152万5500円 |
41位 | 鹿児島県 | 151万2400円 |
42位 | 宮崎県 | 150万8900円 |
43位 | 秋田県 | 149万7000円 |
44位 | 島根県 | 144万2800円 |
45位 | 高知県 | 143万2300円 |
46位 | 青森県 | 138万9500円 |
47位 | 鳥取県 | 137万円 |
警察官の都道府県別ボーナスの一覧です。
上記の年収ランキングと同様に大都市圏ほどボーナスも高い傾向にあります。
中でも東京都(警視庁)の金額は別格で、生活費(地域手当)が高騰しての影響とも言えますが、首都警察への予算配分の大きさを垣間見られる結果となりました。
警察官の退職金の平均

※地方公務員 都道府県退職金データより
年 | 退職金 | 退職金(60歳) |
---|---|---|
2020年 | 1717万1765円 | 2154万9957円 |
2019年 | 1716万9638円 | 2192万702円 |
2018年 | 1747万7425円 | 2217万5446円 |
2017年 | 1872万4531円 | 2250万2595円 |
2016年 | 1874万1234円 | 2245万9404円 |
2015年 | 1901万7234円 | 2235万2531円 |
2014年 | 2001万9638円 | 2415万6914円 |
2013年 | 2211万3489円 | 2563万1680円 |
2012年 | 2253万5957円 | 2630万6361円 |
2011年 | 2319万9085円 | 2638万8936円 |
2010年 | 2363万723円 | 2717万6872円 |
2009年 | 2366万5702円 | 2743万1914円 |
2008年 | 2359万9127円 | 2767万4319円 |
2007年 | 2372万9255円 | 2633万9468円 |
2006年 | 2317万5021円 | 2756万5106円 |
警察官の退職金はおおむね2500万円前後で推移しています。
一般企業よりは優遇されていますが、公務員としては平均的な金額に納まっている印象です。
警察官 都道府県別退職金ランキング
※2020年 地方公務員 都道府県退職金データより
順位 | 都道府県 | 退職金 | 退職金(60歳) |
---|---|---|---|
1位 | 東京都(警視庁) | 1721万6000円 | 2305万9000円 |
2位 | 神奈川県 | 1678万円 | 2290万6000円 |
3位 | 静岡県 | 1636万4000円 | 2269万5000円 |
4位 | 佐賀県 | 1905万5000円 | 2261万4000円 |
5位 | 長野県 | 1381万2000円 | 2254万3000円 |
6位 | 福島県 | 1833万4000円 | 2247万6000円 |
7位 | 愛媛県 | 1691万円 | 2237万円 |
8位 | 山梨県 | 1626万8000円 | 2235万4000円 |
9位 | 岐阜県 | 1853万6000円 | 2234万円 |
10位 | 和歌山県 | 1708万4000円 | 2233万9000円 |
11位 | 大分県 | 1468万6000円 | 2231万7000円 |
12位 | 大阪府 | 1666万6000円 | 2231万4000円 |
13位 | 広島県 | 1814万9000円 | 2230万7000円 |
14位 | 愛知県 | 1675万4000円 | 2228万7000円 |
15位 | 京都府 | 1872万6000円 | 2226万5000円 |
16位 | 香川県 | 1833万9000円 | 2224万9000円 |
17位 | 熊本県 | 1995万4000円 | 2224万7000円 |
18位 | 北海道 | 1500万3000円 | 2221万9000円 |
19位 | 三重県 | 1782万9000円 | 2217万9000円 |
20位 | 石川県 | 1865万3000円 | 2213万1000円 |
21位 | 兵庫県 | 1783万9000円 | 2212万1000円 |
22位 | 福岡県 | 1785万7000円 | 2212万1000円 |
23位 | 山形県 | 1879万円 | 2204万6000円 |
24位 | 沖縄県 | 1806万4000円 | 2201万7000円 |
25位 | 宮城県 | 1689万円 | 2200万5000円 |
26位 | 岡山県 | 1715万5000円 | 2195万5000円 |
27位 | 徳島県 | 1998万2000円 | 2192万8000円 |
28位 | 埼玉県 | 1926万1000円 | 2192万5000円 |
29位 | 島根県 | 1636万4000円 | 2192万1000円 |
30位 | 福井県 | 1900万2000円 | 2184万2000円 |
31位 | 高知県 | 1796万5000円 | 2181万4000円 |
32位 | 千葉県 | 1695万7000円 | 2179万9000円 |
33位 | 新潟県 | 1802万1000円 | 2179万円 |
34位 | 茨城県 | 1683万2000円 | 2175万8000円 |
35位 | 秋田県 | 1493万円 | 2163万7000円 |
36位 | 長崎県 | 1691万2000円 | 2161万円 |
37位 | 岩手県 | 1818万7000円 | 2157万1000円 |
38位 | 奈良県 | 1779万9000円 | 2155万9000円 |
39位 | 滋賀県 | 1743万8000円 | 2155万3000円 |
40位 | 栃木県 | 1582万5000円 | 2153万8000円 |
41位 | 鹿児島県 | 1522万6000円 | 2152万4000円 |
42位 | 富山県 | 1562万円 | 2144万1000円 |
43位 | 山口県 | 1535万7000円 | 2135万7000円 |
44位 | 群馬県 | 1448万円 | 2134万5000円 |
45位 | 宮崎県 | 1775万円 | 2130万8000円 |
46位 | 青森県 | 1609万4000円 | 2115万2000円 |
47位 | 鳥取県 | 1535万8000円 | 0円 |
都道府県別の退職金データの一覧です。
60歳定年の退職金は、おおむね2000万円を超えていますが、こちらも年収同様に都市部ほど高額になる傾向にあります。
ただ、その差は年収ほど多くはなく、退職金に関しては地域差はそれほど見受けられません。