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【シングルファザー・父子家庭の年収】年収階級や割合、養育費など

2020年12月09日 2020年12月11日 333 ライフ職業

厚生労働省発表「全国母子世帯等調査結果報告」から母子家庭・シングルマザーの年収データを集計し、掲載しています。

シングルファザー
父子世帯の年収

父親の就労年収:398万円
父親自身の年収:420万円
父子世帯の年収:573万円

 
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シングルファザー・父子家庭の平均年収

平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告より、シングルファザー・父子家庭の年収は

◆労働(勤労収入)からの収入:398万円
◆総収入・平均年収:420万円
◆世帯年収:573万円

でした。

総収入とは配偶者からの養育費や生活保護給付、児童扶養手当などのあらゆる収入を加算したもの、世帯収入は同居親族の収入も含めた収入です。

一般男性平均年収

種別 給与 賞与(ボーナス) 平均年収
2018年 455.1万円 89.9万円 545万円
2017年 444.2万円 87.3万円 531.5万円
2016年 438万円 83.1万円 521.1万円

男性の平均年収は約540万円弱ですから約150万円の差があり、手当などを含めた総収入と比較しても120万円程度の差があります。

年収300万円未満が多い母子家庭世帯(243万円)と比較すると恵まれていると思えますが、一般男性の平均年収と比較するとかなりの差があります。

父子家庭ということで比較的容易な職種へ異動(賃金は低くなる)や残業ができずに残業代が期待できないなどの事情がその背景にあると考えられます。

養育費の金額

養育費の受給金額の一覧です。

子供の人数が増加するにつれて養育費の金額も増加し、父子世帯全体の養育費平均は約32550円でした。

全体としては相応の金額が支払われている印象がありますが、実際に継続して養育費を受け続けられている父子世帯は3%程度となっており、支払われない世帯が80%を超えています。
※平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果

現在も養育費を受けている 3.2%
養育費を受けたことがある 4.9%
養育費を受けたことがない 86%
不詳 5.8%

父子家庭は収入が多い傾向が強いためか、ほとんどの人が母親からの養育費は受けてはいないようです。

ちなみに、父親であろうと母親であろうと自身の子供に対しては養育費を支払う義務があります。

 シングルファザー・父子家庭の年収階級・年収割合

シングルファザー・父子家庭の年収階級一覧です。

 【正社員】
平均勤労収入:392万円
100万円未満:3.7%
100万円~200万円未満:12.7%
200万円~300万円未満:17.2%
300万円~400万円未満:25.8%
400万円以上:40.6%

【パート・アルバイト】
平均勤労収入:190万円
100万円未満:7.1%
100万円~200万円未満:64.3%
200万円~300万円未満:14.3%
300万円~400万円未満:14.3%
400万円以上:0%

正社員とパート・アルバイトの非正規雇用では約200万円近くの大きな差がありますが、父子家庭の場合は多くが正規雇用となるため、十分ではありませんが一定以上の収入を担保しているケースがほとんどのようです。

父子家庭の最貧困層は少ない

母子家庭世帯では年収200万円未満が50%を超えていましたが、父子家庭ではその割合は15%程度です。
70%近くが年収300万円を超えており、最貧困層の割合はかなり少なくなっています。

まとめ

シングルファザーの平均年収は約420万円と一定の水準には達していますが、十分なものとはいえません。

シングルマザーと比較すると収入面では恵まれていますが、子供が2人以上、更に大学進学を考えるとなるとかなり苦しい生活になるでしょう。

離婚率が上昇している現在、将来的により大きな問題になり得ることが予想され、フランスのように社会全体で子供を養育していくシステムへの変更が必要なのかもしれません。
※シングルマザーの多いフランスでは子育て世帯への手当が手厚く、1人でも育てやすい環境がある。合計特殊出生率は2.0近く、日本は1.36(2019年)

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この記事を書いた人
年収ガイド運営チーム

様々な専門知識を持ったスペシャリストチーム。
金融・人材系の知識が強い。