全国市区町村 所得(年収)ランキング 2020年

全国1741の市区町村の所得・年収データをランキングにして掲載

2020年総務省発表の資料より全国1741市区町村の所得を算出しました。

今年のトップも例年通りの東京都港区。
圧倒的な存在感を今年も維持しており、平均所得は驚異の1163万円。
昨年よりも平均所得こそ減少していますが、相変わらず日本最強の街として君臨し続けています。

そして第2位もまた、東京都千代田区で平均所得は約1005万円。
昨年と比較して80万円ほど減少しましたが、1000万円の大台には到達しています。

やはり、港区と千代田区は東京の中でも別格で、このワンツーコンビはおそらく来年以降も続いていきそうです。

そして、今年も注目されるのは北海道最強の猿払村。

なんと昨年は猿払村のホタテが不漁となり、所得が大きくダウンしてしまいました。
状況次第では上位の2強に食い込むかと思われた北海道最強の猿払村ですが、今年は12位と大きく順位を落とす結果となりました。

3位に渋谷区、4位に中央区、関西の高級住宅街「芦屋市」が昨年より順位を1つ下げての5位。
芦屋市は関西の富豪が集まる街でランキング上位の常連です。

昨年は軽井沢市がトップ10に大きく順位を上げてきましたが、今年は39位と順位を下げています。
昨年から課税所得が250億円近く減少しており、とんでもない大富豪が昨年は移り住んでいたのかもしれません。

今年も上位を東京の市区町村が占める結果となり、特に大きな変化はありませんでした。
少子化で人口が減少していく中、都市部と地方の経済格差は拡大していく傾向にあるため、来年以降も東京の一人勝ちは続いていきそうです。

※これらのデータは明確な年収ではなく、「所得」です。
各種の社会保険や控除などがあるため実際の総年収としては、この「所得」数値よりも多くなります。職業や給与状況によって大きく異なりますが概算としては300万円の所得で400万円以上の年収になります。参考程度にご覧ください。