飛田新地の女性の年収・給料システム

料金や給与システム、最高月収などを公開

大阪の飛田新地は、日本最大級の存在として知られています。

裏の職業シリーズとして、実際に働いていた方に取材を行い、どのような生活・収入があったのかを取材しました。

このページを見れば、

を理解することができます。

飛田新地について

飛田新地は飛田新地料理組合が管理する「飲食店」の集合地域です。

飛田新地の読み方は「とびたしんち」です。

「ひだしんち」、「とびでんしんち」、「とだしんち」、「とんだしんち」ではありません。

営業時間

営業時間は10時から24時まで、年中無休で営業されています。

営業時間	10時～24時
営業時間（年末年始）	10時～25時
営業日	年中無休

コロナの時は？

緊急事態宣言や蔓延防止時には国の要請に完全に従っており、行政の意向に沿う営業が行われています。※立場上、行政の意向には絶対に従います。

緊急事態宣言時には時短営業や休業で対応し、まん延防止等重点措置が適用されている時には他の飲食店同様に20時に閉店しています。

あくまでも形上は「飲食店」なので自然な対応といえます。

また、サミットなど特別な政治的事情がある時も営業を自粛する時があります。

飛田新地のシステム

飛田では「飲食店での接客中に自由恋愛になった」という実に明快なシステムが採用されています。

形式上は「飲食店」として営業しており、入店後はお菓子やお茶が最初に用意されます。

その後、店内で飲食をしている間に自由恋愛が発生したという建前になっています。

違法ではないのか

飲食店で食事をしているだけなので「違法」ではありません。

飛田以外で同様の飲食店を営業した場合はどうなるのか？

仮にどこか別の場所で同様の飲食店を営業した場合は「売春防止法違反」で即座に逮捕。
「飲食店で自由恋愛」などという言い逃れをすることは問答無用にできません。

他の地域では認められず、飛田でだけ成立するという「明らかに不合理」な状態にもかかわらず、警察、行政共に黙認しているのが現実です。

理由として

が挙げられますが、なぜ摘発されないのかはブラックボックスとなっています。

女性のレベル

飛田では直接現地で女性の様子を確認システムです。
そのため、人気がある、ない、は残酷なほどに結果として数字に現れます。

ごまかしは一切通用しないため、一定以上の容姿端麗の女性しか採用されていません。
例えるなら、クラス1、学校1の美女が集められた世界です。

どういう人が売れるのか

実際に取材を通して聞こえてきたのは、「美人だからといって売れるわけではない」という声。

最終的には「愛嬌」「雰囲気」が大事で、綺麗でもツンケンとした雰囲気や愛想が悪い人はあまり指名されません。

逆に、たとえ「ブス」でもいち見さんに見初められやすい人もいるそうで、見た目が良いからといって成功するわけはないようです。

通りによって客層が異なる

飛田は縦横の道が規則正しく交差しており、道によって対象となる客層が異なります。

通りの種類は大まかに分類すると以下の4つ。

メイン通りと青春通りは20代の若い女性が中心で飛田の中心となる存在。
稼ぎも多く、モデル級の美女が勢揃いしています。

妖怪通りと年金通りはいわゆるおばさん年齢の女性が多く、中心から少し外れた場所に位置しています。
メイン通りと比較すると人通りも稼ぎも少なくなります。

このページに記載してある収入データは青春通り、メイン通りのデータが中心になります。

嬢の年収・給料・収入

飛田の客が支払う料金は以下のとおりです。

1​​​5分ごとに１万円ずつ加算されていきます。
※20分は例外

給与システム

女の子が受け取る報酬は完全歩合制で(支払い額-1000)÷2で計算されます。

-1000円は「呼び込みのおばちゃん」の取り分、残った半額が店の取り分となります。

1時間や2時間などの長時間コースも可能で、その場合も15分あたり5000円の報酬が支給されます。

お客に一番人気のある時間は20分で、多くのお客が20分を選択します。
その場合の女性への報酬は7500円となります。
※15分はお断りのところもある。

1日の平均金額・最高金額・最低金額

飛田での1日の平均報酬、最高報酬、最低報酬について。

平均日給

平均的には1日あたり5人から10人を接客します。
その場合の日給はお客の選ぶ時間次第ですが、3万円から7万円程度。

人気のある娘で1日あたり10人以上を接客、日給10万円～20万円程度にはなります。

上記画像はインターネットにとある人が公開した売上データです。

公開した人物は不明ですが、次々にお客が来ていることから、それなりの人気女性と思われます。

この日はかなり忙しかったようで20人を接客して合計で13万2500円を受け取られています。

最高報酬

開店の10時から24時までフル出勤した場合、理論上では14時間ｘ2万円＝28万円が1日の最高額となります。

ただ、1人ではなく2名～3名で交互に現場をまわす（玄関に立つ）ため、長時間客が集中して集まらない限りは、そのような数字にはなりません。

人気のある女性なら、朝から晩までのフル勤務で20万円以上を稼ぎ出すこともあります。

最低金額

業界用語で「坊主」つまり0円になる可能性はあります。
※1人も客がつかないことを「坊主」「お茶をひく」「お茶」などという。

ただ、実際問題として飛田で働いている限り、ひとりも客がつかないということはほとんどありません。

月収

日給に出勤日を乗算した金額が月収になり、月収は出勤日数次第。

ある程度出勤している人であれば、1日あたり3万円～7万円として月収は100万円を超えてきます。

フル出勤で特別人気のある人なら300万円を超える月収になることもあります。

逆に人気がない場合は1日に1万円～2万円しか稼げず、30万円程度の月収にしかならない人もいます。

ただ、飛田でそのレベルになってしまうと自然と出勤が減り、気持ちが退職に向かいます。

年収

ある程度コンスタントに出勤している人であれば、年収は1200万円を超えます。
概ね1200万円から2400万円程度がボリュームゾーンでしょう。

手当や諸経費など

テイッシュなどその他の備品は本人が購入し、若干の諸経費は必要になります。
※店側が購入する時、ところもある。

手当などは一切ありません。
夜の帰宅時には「送り」がある店もあります。

給料の渡し方

給料は勤務終了時に1日の記録をまとめた伝票用紙と報酬を現金で受け取ります。

個人事業主扱いになるので、源泉徴収はされません。
本来ならば確定申告が必要ですが、実際に確定申告を真面目にしている人は、、、だといわれています。

どういう人が多いの

一般的に、裏の職業に就く人は「生活苦」からの行動と思われがちですが、飛田に関しては実際にはそのような側面はあまりありません。

飛田で働けるほど容姿端麗で20代の女性であれば、接客業やサービス業など働ける場所は数え切れないほど存在しているはずです。
そのような人が「生活苦」に陥る事は考えにくいでしょう。

共通しているのは「お金を稼ぎたい」という思いですが、では、具体的にどのような人が多いのか、、

普通の人

特段の理由のない人、つまり「普通の人」も飛田で働いています。
ただし、絶対数は少なく割合としては少数派。

やはり、何の理由もなくこのような商売に就くことはありません。

ホスト好き

飛田新地には、いわゆる「ホス狂」と呼ばれるホストに夢中な女性も少なくありません。

ホストクラブで担当の売上に貢献するには月に数百万円は必要になるため、昼夜問わず出勤。飛田で勤務した後に別の夜の店で働いている人もいます。

借金・浪費癖

ブランド物を買い漁ってしまうような浪費癖がある人。
昼職では返済できないほどの借金を抱えている人も多い。

アルバイト

好きな時間に出勤できるため「生活の足し」に主婦が、「奨学金の返済」に学生がアルバイト感覚で働くケースも多いようです。

まとめ

実際に取材をして驚いたことは収入面では抜群に効率がよく、飛田で働けるなら容易に月収100万円が実現できるということです。

他のお水系職業と比較しても抜群の給与水準で、月収100万円を大半が超えるのは一般職でも医者かパイロットくらいです。

収入面だけを見れば、若い女性が効率よく稼げる最高の職業といえそうです。
※収入面のみ

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