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ヤクザ・暴力団員の年収

ヤクザ・暴力団員の収入状況を掲載

各種情報誌・情報書籍よりヤクザ・暴力団員の年収・収入状況を掲載しています。
※年収データは「ヤクザ1000人に会いました」鈴木智彦著 より参照。

ヤクザ・暴力団員の年収

本家の組長
数億円~数十億

それなりに
成功している幹部
4000万円前後

過去の警察資料
2000万円強

なりたての新人
月収0円~10万円程度

ヤクザ・暴力団員の年収・収入について

ヤクザ・暴力団員とは

組織を形成し、犯罪行為や非道徳行為を職業的に行っている反社会的団体(暴力団)、またはそれに所属する人員のこと。
ヤクザには疑似家族制度があります。
組織に入ると自身は「組長の子」となり組長は親父、先輩筋は兄弟分の兄貴となります。

警察から暴力団の構成員と認定された場合には様々な制限がかかります。
暴力団員という身分を明かさずに
・銀行口座を開設することができない。
・住居を借りることができない。
・ゴルフ場でプレーできない。
・その他、身分を明かさずに行動した場合には「詐欺罪」などで逮捕されることがある。

出世について

暴力団員の出世には2つのパターンがあります。

1.対立する団体との抗争などで功績を挙げる。
※ヒットマンとして相手方のターゲットとなる人物を死傷させるなど。

昭和時代にはひとつの抗争で数十人の死傷者が出る大規模なものもありましたが、暴力団対策法施行後は例え下っ端の犯罪であったとしても「使用者責任」として上層部も同時に逮捕されてしまう様になったため、かつてのような大々的な抗争はほとんど無くなりました。

仮に抗争で相手の命を奪った場合、暴力団組員の場合は刑期が相当に長くなる事が多く、組のために懲役に行った組員のケア(残された家族の生活費・裁判費用など)に多額の費用が必要なことを考えると抗争をする事自体が「損」になってしまうことが多いようです。

そのため、現在では「抗争で功績を挙げる」タイプの出世はかなり少なくなっています。

2.「シノギ」を自身の親分・兄貴分や上部団体に「上納金」としてより多く上納する。

現在の暴力団の評価基準は「カネ」です。
上記の様に派手な抗争がなくなった結果、現在ではどれだけのシノギ(カネ)をあげれるかがヤクザの出世の可否を握っています。
「如何に稼げるか」が何よりも重要で、任侠の世界とは言え、金の稼げないヤクザが上に上がることはなく、逆に金を稼げるヤクザならどこまでも出世していくことが可能だと言います。

親分や幹部にはシノギを熟知した頭の切れる人材が多く、一般に想像されるような腕っぷし自慢タイプが出世することはあまりありません。
そのような暴走族上がりの喧嘩自慢が暴力団員になったとしても、うまくシノギを上げきれずに悲惨な末路になる事が多いようです。

給与体系

暴力団員は基本的には全ての人が個人事業主です。
個人で自身のシノギを見つけ出し、稼ぎ上げるシステムになっています。

暴力団の世界では基本的に給料が支給されることはありません。
一般社会とは決定的に異なり、「上納金」として定められた一定金額を自身の所属する組や兄貴分に上納する、下から上に金が上がっていくシステムになっています。
金額は組の決まりによって様々ですが幹部など身分が高くなるほど、上納金も高額になります。
日本で一番大きい山口組の場合は、2次団体で月額80万円前後の上納金が上納されていると言います。

なぜ下から上に上がる金融システムが成立するのか?

まず、配下の組員は組の看板を使って「シノギ」を行います。
※シノギとはヤクザの仕事・収入などを指す。
違法行為であったり強要行為であったりと暴力団の暴力的な一面を見せながら商売をすることで収入を得るわけですが、その「組の看板」を使わせてもらう代わりに上層部に上納金を献上するという建前になっています。

※上層部からの給与は部屋住み時代に小遣いがもらえる程度。
※組直系の会社や風俗店などで働く場合は、その会社から給与が支給される事もある。
※部屋住みとは新人時代は事務所に寝泊まりし、事務所の掃除や電話の取り次ぎなど庶務を担当し経験を積む期間のこと。

ヤクザの収入源

1989年に警察庁が発表した暴力団の資金源です。

◇覚醒剤
4535億円
覚醒剤などの違法薬物の売買。

◇賭博、ノミ行為
2200億円
違法バカラや競馬のノミ行為。

◇みかじめ料
1132億円
風俗店や飲み屋の用心棒代。

◇民事介入暴力
950億円
民事紛争に直接、または代理で介入して、その威力を背景に金品を得る行為。

◇企業対象暴力
442億円
企業に対して、直接または代理で介入して、その威力を背景に金品を得る行為。

現在では上記の他にも新たな資金源となる「シノギ」があります。
・違法な金利で貸し付ける「闇金」
・高齢者を狙った「オレオレ詐欺」

ヤクザの収入

ヤクザになりたての部屋住みの頃で兄貴分から小遣いが出る程度。
※5万円~10万円くらい。支給されないところも多い。
部屋住みの場合、事務所内で兄貴分の食事の用意や電話番などの庶務を担当しているため食住に関しては不足はありません。

その後は所属している暴力団の関連企業で働いたり、個人でのシノギに精を出します。
しかし、暴力団排除条例など当局からの締め付けが厳しくなる中、現在の新人ヤクザの収入はワーキングプアレベルも珍しくないほど困窮していると言います。

ヤクザの世界は非合法な世界であり、正確な統計データはありません。
しかし、インタビューや警察発表資料からの推測データは存在しています。

山口組組長、稲川会組長などいわゆる「本家」の組長
数億円~数十億円の年収。
数十、数百にも及ぶ配下団体からの上納金がほとんど。
※盛力健児氏著書より

組長
数千万円から数億円。
配下の組の数、子分の数によって収入は大きく異なる。
いわゆる本家の「直系」であれば億単位の収入がある。

幹部、一般組員
「シノギ」の能力によって様々。
ワーキングプアレベルの兼業ヤクザから年収数億のものまで様々。
振り込め詐欺や闇金などで荒稼ぎをしている組員なら、組長よりも羽振りが良いことも。

「ヤクザ1000人に会いました」(宝島社)鈴木智彦著によると
・それなりに 成功している幹部クラス 4000万円前後
・過去の警察資料 2000万円強

「暴力団」(新潮社)溝口敦著によると
1989年の暴力団の収入総計が約1兆3000億円。
当時の組員は約8万8000人であったため、1人当たりの年収は約1500万円でした。
当時はバブル全盛であったため地上げなどの資金源が数多くあり、ヤクザにとっては恵まれた時代でした。

現在は縮小傾向

暴力団対策法、暴力団排除条例が功を奏した影響で暴力団員の数は年々減少傾向にあります。
現在では、暴力団に入ったとしても良い生活はできずに、暴対法のあらゆる制限によって肩身の狭い生活を余儀なくされます。

かつては暴走族出身者や荒くれ者の受け入れ先として一定の需要がありましたが、苦労ばかりを押しつけられ、せっかく稼いだお金も上納金として吸い取られてしまうシステムに嫌気がさし、若者のなり手が急速に減少しているといいます。

警察庁は今後も暴力団の取り締まりを強化していく方針を打ち出しており、将来的には相当な水準にまで縮小していくことが予想されています。

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