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法務局の職員はなぜ絶望するほどに態度が悪いのか?実際に体験して感じたこと

2019年06月12日 2019年07月10日 3675 その他

先日、友人数人で居酒屋で酒を飲んでいると、その中の店員にとても感じの悪い人がいた。

ただ、我々は皆いい歳になっているので、直接文句をいうこともなく「まあ、こういう店員もいるよね」といった感じで、特に気にすることはなかった。

そこから

「接客ってやっぱり大事だよね。旨い酒が一瞬にしてまずくなる事がある」

なんてことを話し出すと、そこから市役所での対応態度が良くない、一般企業ならありえない、など公的機関での対応態度の話に発展することに。

すると最近、新築物件を購入して法務局で手続きをしたAさんがこんな事を呟いた。

「おまえらは本当の接客を知らない。法務局に行ってみろ。市役所の職員が神レベルに思えるから。あれこそが究極の公務員だ。古き良き時代の公務員像がそこに残っている」と。

彼の発言をまとめると

◇対応する職員が目を見て話さない。
◇何かを聞くと明らかに面倒なそぶりをする。
◇こちらが敬語なのにタメ口で話してくる。
◇知らないことを聞いているのに、こんなことも知らないのか的な態度をとる。

Aさんは法務局の対応の酷さを蕩々と我々に話し続けたが、「何かしらのタイミングが悪かっただけで、今の時代にそんなのあるわけないだろ」と私達は上の空で聞き流していた。

実際に大阪法務局に登記に行ってみた

Aさんに触発されたわけではないが、ちょうど法人登記変更の必要があったので、本来なら司法書士に3万円程度で依頼するところだが、単純な書面を作成するだけなので大阪法務局に自分で手続きに行くことにした。

どんな失礼な人が対応するんだろうか、と半ば怖いもの見たさの気持ちもあった。

大阪法務局の中に入ってまず感じたことは、腐った魚の眼をした職員が多かったことだ。

人に対して「腐った」などと形容することは失礼なことはわかっているが、どこか生気のない雰囲気が法務局中を包み込んでいて、なんとも言えない匂いを醸し出していた。

入るやいなや、Aさんが言っていたのはこれか、、、と嫌な予感が、、。

登記相談が予約制になっていたし、態度は最悪だった

書類に必要なハンコの種類がわからなかったため、職員に尋ねようとすると相談自体が予約制になっているため、対応できませんと言い出した。

相談の席では誰も相談しておらず、すべて空席。
職員も相談人員と思われる人が誰の相談にも乗っていない状態で目の前に存在している。
ぱっと見る分には、次の整理券を取っている人もいない。
どう贔屓目に見ても、瞬時に対応できる状況である。

予約??

簡単な質問をするだけでも、予約が必要とのことで次の予約は今から4時間後の14時過ぎですと言い出す始末。

予約が必要だなんて司法書士や不動産屋など頻繁に通っている人しか周知されていないだろうに、、。

むしろ本当にわからなくて困っている素人や、いきなりの相談者は問答無用に門前払いになるシステムじゃないか。

いきなり納得のいかない応対だが、少し粘って

ハンコの押し方と種類だけなので、今、教えてください!

と頼み込むと「仕方ないな」といった感じに対応してくれることに。

ただ、もし私がここで粘らなかったら、30秒で回答できるちょっとした書き方相談だけで4時間以上待たされた事になる。

となりの席で対応してくれることになったのだが、その女性職員の対応は最悪そのもの。

法務局職員

こことここにハンコを押します。

実印です実印。

顔は面倒くささがにじみ出しながら、いきなりのタメ口対応。
ちなみに私は敬語で対応。

実印とはなんですか?
会社代表としてのハンコは一般的に代表者印と角印があるのですが?

印鑑についての疑問を尋ねると、「なんじゃこいつ」といった態度で

法務局職員

実印、実印
だから実印!

呆れ気味かつ嫌な感じで実印の連呼。
その実印の意味がわからないから尋ねているにも関わらず、インコのように繰り返すばかり。

実印とはなんですか?
会社代表としてのハンコは一般的に代表者印と角印があるのですが?

そこで私がもう一度尋ねると

法務局職員

あー。
法務局に会社の印鑑として登録してるもの!

と、半ば怒りながら返答してきました。

最初から「実印とは法務局に登録している印鑑です」と言ってくれれば事は済んだにも関わらず、実印の連呼ばかりしてきた職員はどういうつもりだったのか。

その後は、要件が済むやいなや一言も発せず挨拶もせずに裏に消えていく始末。

Aさんの言っていたのはこれか!と納得のクソ対応。
まさに民間企業ならありえないレベルの対応であった。

ハンコの種類が判明したため、別の提出部門に作成した書類を提出しに行くと

法務局職員

はい。問題なければ、この日に完了します。

と、一切こちらを見ること無く、下を向いたまま無愛想に書類を受け取っての終了。

もう少し、愛想を振りまくとかできないものか。
これはひどいな。想像以上だな。

この対応ではAさんが怒りだすのも仕方がないのかもしれない。
今どき、一般企業でもこんな対応をされることはまずないだろう。
完全なる勘違い対応といえる。

どうして法務局職員は態度が悪いのに問題にならないのか?

知り合いの司法書士に事の顛末を話すと、

「それは仕方がないわ。あいつらにサービス精神とか訪問者のためにという気持ちはないよ。法務局はそういうところとして対応するしか無いね」

と軽く笑いながらその理由をいくつか教えてくれた。

単純作業の仕事ばかりで面白くない

法務局の仕事は確認や登録など単純作業が中心。

変化のある仕事が少なく、淡々と事務作業を行うことが多いため、笑顔無く目が死んでいるように見えるのも仕方ないのかもしれないとのこと。

法務局は専門家のための機関

司法書士の彼が言うには、法務局を利用する人は不動産屋や司法書士、行政書士、弁護士、それら関連の従業員など、ほとんどが専門業種の人であるため、態度が悪いとは思いつつも仕方ないと考えているとのこと。

みんな仕事が忙しいので、職員の態度を相手にしている隙がないのだそうだ。

文句を言う人がいない

例えば、市役所であれば、市民全体を対象にサービスを行っているため、なにか不都合があればすぐにクレームが来る。

ところが法務局の場合は、

・クレーマー層がサービスを利用する事があまり無い。
・利用したとしても1回きりで何回も法務局に来ることが無いため、「そういうものなのかな」で終わってしまう。

クレームの絶対数が少なく、昔からおもてなしの精神が養成されないまま野放しの状態に。

事実、戦後から対応の悪い機関として業界ではぶっちぎりのNO.1であり続けている。

クレーマーというと聞こえは悪いが、「意見を言う人」が少ないのだという。

最後に

司法書士の彼によると他の法務局にも手続きに行ったことがあるが、どこも似たり寄ったりで笑顔で話してくるような態度のいい人はほとんどいないとのこと。

中でも、大阪法務局の態度の悪さは数ある公的機関の中でも群を抜いているそうで。

もし、法務局、特に大阪法務局にはじめて出かける用事がある人は、何があっても驚かないように心の準備をして向かうことをおすすめしたい。

この記事を書いた人
年収ガイド運営チーム

様々な専門知識を持ったスペシャリストチーム。
金融・人材系の知識が強い。

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