
発達障害を公表している、また、そう思われる有名人一覧を作成しました。
発達障害の有名人を知った所で何になる?、と思うかもしれませんが、たとえ人と異なる個性があったとしても有名になったり、人に感動を与えたり、国を動かす事も可能だと言う事実を知っておくことは今後に確実にプラスになります。
空気が読めなかったり、考え方が突拍子もなかったりと、ハンディが強調されがちな発達障害ですが、生き方次第でとんでもない力を発揮することも可能なのです。
ADHDだけ、アスペルガー症候群だけという人もいますが、多くの人は少なからず複合的な問題を抱えているケースがほとんどです。
あくまでも目安のひとつと考えてください。
真鍋かをりさん

意外なことに眞鍋かをりさんもADHDの傾向があったようです。
カメラの前のバミリ(決められた立ち位置に貼られた目印のテープ)に立っていられないんです。
カメリハをしていても気付いたら全然違うところにいて、カメラマンさんに「眞鍋さん!立ち位置見てるので!バミリにお願いします!」と何度も注意されていました。
テレビで拝見している分には全く感じませんでしたが、実際には大変だったとのこと。
https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111157/110500013/
Fukaseさん(SEKAINO OWARI)

10代の頃にADHDと診断され、その後も不安症やパニック障害で精神病院に入退院を繰り返していたそうです。
「作曲するときは自転車に乗りながら考える事が多い」など、多動の特性が現在も強いようです。
青木真也さん(格闘家)

ご自身の著書「空気を読んではいけない」に「授業中じっとしていられない子供だった」と公表されており、おそらくADHDの特性があると思われます。
現在では40歳近くになっていますが、その空気を読まないプレイスタイルも納得ができます。
小島慶子さん(アナウンサー)

元TBSアナウンサーの小島慶子さんも軽度の不安障害、軽度のADHDと公表しています。
40歳を過ぎてから、私は不安障害の主治医によって軽度のADHD(注意欠如・多動性障害)であると診断された。
その瞬間の気持ちは「もっと早く知りたかったよ!」だった。
https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111111/062800032/
坂本龍馬

幕末の志士坂本龍馬もADHDだったと言われています。
幼い頃は落ちこぼれで、楠山庄助塾もすぐに退塾させられるほどの出来の悪さでした。
その後の活躍は言わずもがなですが、歴史を変えるという行動は「普通でない」からこそ可能にさせたのかもしれません。
さかなクン

小さい頃からとにかく魚が好きで、魚のことしか考えられないというさかなクン。
完全にADHDの特性と一致します。
彼の書籍「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」にも記載されていましたが、勉強はいまひとつだったとのこと。
カズレーザー

仕事でもプライベートでも、全身真っ赤な服にド派手な金髪と自身に強烈なこだわりを持っているカズレーザーさん。
大の偏食家でもあり、普段は蕎麦や冷やし中華、てりやきバーガー、オムライスを繰り返し食べているそうです。
大学卒業後は大手銀行に就職が決まっていたにも関わらず、「とにかく働きたくないから」と辞退した逸話の持ち主でもあります。
こだわりが極度に強いADHDやアスペルガー症候群の特性が十分に見られ、まず間違い無いと思われます。
堀江貴文

堀江さんの奇抜な言動をみる限り、アスペルガーの疑いが強いそうです。
精神科医が発達障害の特徴を代表している人物として挙げるケースが多いとか。
生きたいように生きている良い例として参考になります。

発達障害の人にとって最高の成功例といえる人物かもしれません。
スティーブ・ジョブズ

アップルの創業者でありながら、あまりの個性の強さにアップルを一度追い出されています。
最終的にはアップルで大成功を納めましたが、気に入らない従業員には罵詈雑言を浴びせたり、部下の意見を何度か却下したあとに採用したりと奇抜さが飛び抜けていました。
「相手のことが考えられない」ADHDの特性が強くでている人物といえます。
スーザン・ボイル

2013年12月9日のCNNのニュースで、「昨年にアスペルガー症候群と診断を受けた」と告白しています。
学習障害も強く、幼少期には学校中からいじめを受けていたそうです。
米津玄師

米津玄師さんは発達障害を公表しています。
人とコミュニケーションがうまくとれないことなどに疑問を感じて病院を訪れたところ、高機能自閉症との診断を受けたそうです。
現在では稀代のヒットメーカーとなった彼も、幼少期にはいじめや他との違和感を感じて悩んでいたそうです。
栗原類

ファッションモデルの栗原類さんは幼少の頃にADHDと診断されました。
幼少期はいじめに遭うなど苦労が絶えなかったそうです。
著書「発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由」
現在ではかなりコミュニケーション能力も高くなったようで、NHKの教育番組などに出演されています。
イチロー

世界のトップ選手にまで上り詰めたイチロー。
毎朝カレーを食べる。常に同じ行動で練習に向かう。
など、こだわりの強いアスペルガー症候群の症状が強く現れています。
エジソン

発明家として1300もの発明を生み出したエジソン。
小学校に入学するも教師に反抗して3ヶ月で中退したり、自宅の納屋を全焼させたり、友達に医薬品を飲ませて大問題を起こしたり(悪気なく)と典型的なADHDの素養を持っていたようです。
異常なほどまでに探究心が強かったといわれ、その能力と発明がうまく結びついた成功例と言えるでしょう。
アインシュタイン

相対性理論を発見した世紀の大天才「アインシュタイン」もアスペルガー症候群だったと言われています。
・暗記科目が苦手。
・行動が突拍子もない。
・コニュニケーションが得意でない。
などあらゆる症状を持ち合わせていました。
舌を出したこの写真はあまりにも有名ですが、普通の物理学者ならこのような写真を撮ることは無いはずです。
光を基準に物理法則を考えるという奇天烈な発想は、アスペルガー症候群だからこそ生み出せたのかもしれません。
トム・クルーズ

トム・クルーズも自身に学習障害があることを公表しています。
昔から読み書きが苦手で、台本もすぐには覚えられないほどだといいます。
しかし、事前に録音して何度も聴き込むなど独自の対策で撮影を乗り切っているそうです。
パリス・ヒルトン

ヒルトングループの孫「パリス・ヒルトン」もラリー・キングのテレビ番組で、自身がADHDがあることを公表しました。
おさがわせ人物として奇抜な行動や発言を繰り返していたのも、発達障害という起源があったからなのでしょう。
マイケル・ジョーダン

マイケル・ジョーダンもADHDの素養を持っていたようです。
負けず嫌いは相当なもので、練習では常に全力でプレーしていました。
常に動きのあるバスケットボールは彼にとって最高のスポーツだったのでしょう。
マイケル・フェルプス

オリンピックで8つの金メダルを獲得した「水の怪物」マイケル・フェルプスも幼い頃はじっとしていられない子供で幼少期にADHDの診断を受けたそうです。
しかし、フェルプスの母親は行動的なことをメリットと考え、彼の活力を抑えつけるのではなく水泳に向かわせることで偉大な選手への成長を支えました。
黒柳徹子

「自身では気づかなかった」とのことですが、幼少期の黒柳さんはADHDやLD(学習障害)の症状が強かったようです。
当時は発達障害に関する研究自体がなかったため診断を受けることはありませんでしたが、自身の少女時代を綴った著作「窓ぎわのトットちゃん」はまさにそのもので、最近になってその事実が明らかになりました。
確かにテレビ番組「徹子の部屋」でゲストに一方的に話かける姿などから、その一端が垣間見えます。
まとめ
野球界のスーパースターからアメリカの大統領まで、発達障害を持った(と思われる人も含む)有名人一覧はいかがでしたでしょうか。
一覧からもわかるように発達障害を持っていようともその世界のトップになることは十分に可能です。
むしろ発達障害であるからこそ、その地位にたどり着けた人も少なくありません。
発達障害というとネガティブな面ばかりが強調されがちで、自身の特性に思い悩むことも少なくないかと思いますが、成功者である有名人の生き方を参考にすることで、よりよい人生を歩む手がかりが掴めるかもしれません。
彼らの生き様が、良い道標になってくれることでしょう。