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親になる人は必読!人は産まれる場所によって生涯年収や可能性が決まるという事実

2017年07月22日

|更新:2017年07月27日

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ライフ

以下のデータは2016年に厚生労働省より発表された都道府県別の平均年収である。

順位 都道府県名 平均年収
1位 東京都 605万9900円
2位 神奈川県 544万2800円
3位 愛知県 536万2500円
4位 大阪府 526万5300円
5位 茨城県 502万7200円
6位 京都府 494万1700円
7位 滋賀県 491万8300円
8位 三重県 488万3100円
9位 兵庫県 484万8000円
10位 栃木県 475万9800円
11位 千葉県 473万1800円
12位 静岡県 472万4700円
13位 埼玉県 469万9700円
14位 奈良県 467万5100円
15位 広島県 464万6000円
16位 山梨県 461万2900円
17位 群馬県 460万6200円
18位 岐阜県 456万1400円
19位 宮城県 455万4500円
20位 富山県 451万8400円
21位 長野県 449万2500円
22位 岡山県 448万1600円
23位 山口県 443万8400円
24位 福岡県 437万1400円
25位 石川県 435万3200円
26位 和歌山県 435万2000円
27位 香川県 433万8000円
28位 徳島県 432万5100円
29位 福井県 430万2800円
30位 北海道 417万2100円
31位 愛媛県 414万7800円
32位 福島県 410万8800円
33位 新潟県 408万7900円
34位 大分県 398万3300円
35位 長崎県 397万3700円
36位 島根県 397万1200円
37位 高知県 396万3900円
38位 熊本県 394万7100円
39位 佐賀県 389万4800円
40位 鳥取県 384万9900円
41位 鹿児島県 384万4100円
42位 山形県 371万4800円
43位 秋田県 370万9100円
44位 宮崎県 367万8100円
45位 青森県 365万4800円
46位 岩手県 362万1100円
47位 沖縄県 349万8800円

この手の調査では必ずと言っていいほど東京が1位を記録し続けている。
素晴らしい数字だと思うが、今回の記事は東京にスポットライトを当てたものではない。
注目して欲しいのは下位と上位との収入差だ。

トップの東京都と沖縄県では約250万円とほとんど倍の年収差が存在している。
上位は関東、近畿、中部で占められ、地方に関しては上位の都道府県とは100万円以上の差がつけられているのが当然の状況である。

ほとんどの人が地方と都市部のある程度の格差は予想していたと思うが、これが何を意味するかを深く考えたことがあるだろうか?

人は産まれた場所によって収入や可能性が大方決められてしまう

上記のデータは収入に限定された都道府県データであるが、職業についても調査してみるとサッカー選手やプロ野球選手、将棋の棋士、音楽家など、あらゆる職業において東京や大阪などの都市部や盛んな地域の出身者が多くを占めるケースが多かった。

「人口が多いからあたりまえ」といわれるかもしれないが、人口の多さを加味した輩出率計算でも割合は高いのだ。
※将棋はインターネット対局が発展した現在ではその地域差は減少してきていると言われている。

以下はJリーグ(J1/J2/J3)の都道府県別選手数だが、ランキングを見るとおおむね人口順になっており、サッカーの盛んな地域が上位に食い込む結果となっている。
※人口は2015年国勢調査。選手データは2017年。

人口順位 都道府県 選手数 人口(万) 輩出率
1 東京都 159 1351 8.5
2 神奈川県 148 912 6.2
3 埼玉県 114 726 6.4
4 大阪府 110 883 8.0
5 千葉県 99 622 6.3
6 静岡県 76 370 4.9
7 兵庫県 60 553 9.2
8 福岡県 49 510 10.4
9 愛知県 41 748 18.2
10 広島県 40 284 7.1
11 北海道 37 538 14.5
12 熊本県 35 178 5.1
13 鹿児島県 34 164 4.8
14 茨城県 32 291 9.1
15 群馬県 28 197 7.0
16 京都府 26 261 10.0
17 大分県 23 116 5.0
18 滋賀県 22 141 6.4
19 三重県 21 181 8.6
20 長崎県 21 137 6.5
21 栃木県 18 197 10.9
22 奈良県 18 136 7.6
23 宮城県 16 233 14.6
24 新潟県 14 230 16.4
25 沖縄県 14 143 10.2
26 愛媛県 13 138 10.6
27 山梨県 12 83 6.9
28 岐阜県 12 203 16.9
29 岡山県 11 192 17.5
30 宮崎県 10 110 11.0
31 富山県 9 106 11.8
32 山口県 9 140 15.6
33 長野県 8 209 26.1
34 和歌山県 8 96 12.0
35 徳島県 8 75 9.4
36 岩手県 7 127 18.1
37 山形県 7 112 16.0
38 香川県 6 97 16.2
39 佐賀県 6 83 13.8
40 島根県 5 69 13.8
41 青森県 4 130 32.5
42 秋田県 4 102 25.5
43 福島県 3 191 63.7
44 鳥取県 3 57 19.0
45 石川県 2 115 57.5
46 福井県 2 78 39.0
47 高知県 1 72 72.0

 そして、上記データを輩出率順に並べ替えると
※選手数で人口を除算。人口何万人に対して1人の選手が生み出されるかがわかる。

人口順位 都道府県 選手数 人口(万) 輩出率
13 鹿児島県 34 164 4.8
6 静岡県 76 370 4.9
17 大分県 23 116 5.0
12 熊本県 35 178 5.1
2 神奈川県 148 912 6.2
5 千葉県 99 622 6.3
3 埼玉県 114 726 6.4
18 滋賀県 22 141 6.4
20 長崎県 21 137 6.5
27 山梨県 12 83 6.9
15 群馬県 28 197 7.0
10 広島県 40 284 7.1
22 奈良県 18 136 7.6
4 大阪府 110 883 8.0
1 東京都 159 1351 8.5
19 三重県 21 181 8.6
14 茨城県 32 291 9.1
7 兵庫県 60 553 9.2
35 徳島県 8 75 9.4
16 京都府 26 261 10.0
25 沖縄県 14 143 10.2
8 福岡県 49 510 10.4
26 愛媛県 13 138 10.6
21 栃木県 18 197 10.9
30 宮崎県 10 110 11.0
31 富山県 9 106 11.8
34 和歌山県 8 96 12.0
40 島根県 5 69 13.8
39 佐賀県 6 83 13.8
11 北海道 37 538 14.5
23 宮城県 16 233 14.6
32 山口県 9 140 15.6
37 山形県 7 112 16.0
38 香川県 6 97 16.2
24 新潟県 14 230 16.4
28 岐阜県 12 203 16.9
29 岡山県 11 192 17.5
36 岩手県 7 127 18.1
9 愛知県 41 748 18.2
44 鳥取県 3 57 19.0
42 秋田県 4 102 25.5
33 長野県 8 209 26.1
41 青森県 4 130 32.5
46 福井県 2 78 39.0
45 石川県 2 115 57.5
43 福島県 3 191 63.7
47 高知県 1 72 72.0

サッカー王国静岡やサッカー強豪校の鹿児島実業のある鹿児島県など有力地域が上位にランクイン。それ以外はおおむね人口順位別になっており、地方ほど輩出率が低くなる傾向にある。
上記データはサッカー選手限定のものであるが、その他の職業においてもおおむね同様の傾向がみられる。

上位の都道府県であれば数万人に1人の確率でプロになれるが、下位の都道府県であれば数十万人に1人しかプロになれない。
同様に、東京で平均的な人材であれば年収600万円が期待できるが、地方では400万円に満たない年収しか期待できないのだ。

盛んな地域、人口の多い都市部では企業の多さ、教育機関の多さ、マーケットの大きさ、練習相手や指導者の存在、整備された環境など多大なメリットが存在している。

仕事であれスポーツであれ「充実した地域」に所属することが如何に重要なのかを理解しておくべきだろう。

親として子供にどんな選択肢を残すべきなのか

お金があるからといって必ずしも幸せになるわけではない。
お金がないからといって必ずしも不幸になるわけではない。

都会の喧噪から離れた田舎でのびのびと育てたい。
洗練された都会の中でたくましく育てたい。

親としての考えは人それぞれだと思うが、育った場所、育った都道府県によって収入や人生の可能性の拡がりに絶対的な差があることは理解しておくべきだろう。
「朱に交われば赤くなる(環境次第で良くも悪くもなる)」ということわざもあるように、無垢な子供にとって環境は何よりも大事なのだ。

努力をすれば何とかなると考えてしまいがちだが、1の努力に対するリターンはどこに住んでいるか、どこに所属しているかによって0.5にも3にもなる。
せっかくの子供の才能を無駄にしてしまうのは、ある意味では虐待と言えるのかもしれない。

どのような選択肢を選ぶのかは、親となるあなた次第だが、親として子供にどのような可能性を残すべきなのかは一度深く考えておきたい。

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