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年収1億円以上の人数と割合

庶民の「夢」とも言える年収1億円以上の高額所得者に関するデータを掲載

国税庁発表の統計年報より、年収(所得)1億円以上の人数と割合のデータを掲載しています。
普通に働いているだけではほぼ不可能な「年収1億円」以上を実現している人は、日本にどのくらい存在しているのでしょうか。

年収1億円の手取りと税金額

仮に年収1億円を月給として833万3333円を支給された場合の税金と手取額を計算しました。
※扶養の存在など諸条件によって税金額は異なります。参考程度にご覧ください。

月収:833万3333円
健康保険料:6万9222円
厚生年金:5万6364円
源泉所得税:324万5133円
住民税:79万4275円※前年同収入として
控除額:419万8327円

差引支給月収額:413万5006円

年間の所得税:3894万1596円
年間の住民税:953万1300円

年収1億の手取り年収:4962万72円

年収1億円を稼いだとしても半分程度は税金や社会保険料として納付する必要があります。

2014年の年収1億円以上の人数

収入 人数
1億円~2億円以下 12376人
5億円以下 3831人
10億円以下 731人
20億円以下 270人
50億円以下 103人
100億円以下 25人
100億円以上 12人
年収1億円以上合計 17348人

2014年に日本で1億円以上の収入を稼ぎ出したのは17348
(就労者3703人に1人:0.027%)でした。

日本の就業者数が6351万人、総人口が1億2710万人(2014年 労働力調査より)
17348人÷63510000人=0.027%(就労者3703人に1人)
17348人÷127100000人=0.013%(全人口の7692人に1人)

全就労者の中で0.027%が、日本国民の0.013%が年収1億円以上を実現している事になります。

では、この年収1億円以上の人達はどのような方法でこれだけの金額を稼ぎ出したのでしょうか。
統計年報では事業者の区分別の人数も発表されているため、このデータから予測してみましょう。

事業所得者 事業所得の収入が大きい人
(事業から収入を得た人など)
不動産所得者 不動産所得の収入が大きい人
(不動産売買で収入を得た人など)
給与所得者 給与所得の収入が大きい人
(会社から給与として収入を得た人など)
雑所得者 雑所得の収入が大きい人
(著作物などからの収入を得た人など)
他の区分に
該当しない所得者
上記以外の区分からの収入が大きい人
事業所得者
1億円~2億円以下 1353人
5億円以下 286人
10億円以下 29人
20億円以下 11人
50億円以下 3人
100億円以下 1人
100億円以上 0人
年収1億円以上合計 1683人
不動産所得者
1億円~2億円以下 560人
5億円以下 90人
10億円以下 7人
20億円以下 1人
50億円以下 0人
100億円以下 0人
100億円以上 0人
年収1億円以上合計 658人
給与所得者
1億円~2億円以下 5006人
5億円以下 1164人
10億円以下 161人
20億円以下 40人
50億円以下 8人
100億円以下 0人
100億円以上 0人
年収1億円以上合計 6379人
雑所得者
1億円~2億円以下 157人
5億円以下 57人
10億円以下 6人
20億円以下 6人
50億円以下 1人
100億円以下 1人
100億円以上 0人
年収1億円以上合計 228人
他の区分に該当しない所得者
1億円~2億円以下 5300人
5億円以下 2234人
10億円以下 528人
20億円以下 212人
50億円以下 91人
100億円以下 23人
100億円以上 12人
年収1億円以上合計 8400人

これら5つの区分の中で最も人数が多いのが「他の区分に該当しない所得者」
おそらく、株や先物など実物のない金融取引で利益を上げている人が多くを占めていると思われますが、約半数の「1億円以上」がこの区分から生み出されています。

・給与所得者(会社から給与としての収入)
・事業所得者(事業からの収入)
・不動産所得者(不動産売買などからの収入)

のように不動産を売買したり、会社の中で働いて給与をもらうような、実際に手間暇のかかる働き方では年収1億円以上を稼ぎ出すには効率的ではないのかも知れません。

年収1億円以上の人の職業は

年収1億円を稼ぐ人どんな職業についているのか?
様々な職業での可能性を検討してみましょう。

【サラリーマン】
まず、サラリーマンで年収一億円を超えるには上場企業クラスの社長や役員になるしか方法はありません。
代表的な例を挙げれば日産のカルロスゴーン社長で約10億円、トヨタの豊田章男社長で約3億5000万円と納得の年収。
会社役員の平均年収は3000万円程度(会社役員の年収)ですから、上場企業クラスでないと億を超えることは難しいでしょう。
部長や課長クラスでは話にならず、最低でも役員以上でないと可能性はありません。

サラリーマン、つまり給与所得者は2014年のデータでは6379人しか年収1億円以上がいません。
対して日本のサラリーマン(給与所得者)の人数は5000万人を超えており、年収1億円を超える割合は1万人に1人(0.01%) 程度しか存在しません。
可能性は0ではありませんが、年収1億円を実現するには、サラリーマンをしている限りは絶望的に難しいのが実情です。

【スポーツ選手】
プロ野球選手
日刊スポーツの年俸ランキングでは上位69名までは年俸1億円を超えています。
全チームで12チームですから、チームの主力クラスになれば年収1億円が狙える可能性があります。

Jリーガー
年俸で1億円を超えるのは9人のみ。
J1リーグには400人以上の選手がいるため、日本のトップクラスにならないと1億円は難しいでしょう。

大相撲の力士
横綱の年収が約4500万円、大関の年収が約3700万円。
横綱・大関クラスになるとCM出演なども合わせた総額で1億円を超えるようです。
全力士700人の内、1人~3人程度。

競艇選手・ボートレーサー
約1600人の中で賞金額で1億円を超えるのは5人程度。

中央競馬の騎手
2014年、約130人の中で獲得賞金が1億円を超えたのは13人。

プロゴルファー
2014年、5000人を超えるといわれるプロゴルファーで獲得賞金1億円を超えたのは男子3選手、女子4選手のみ。賞金だけでなく、スポンサー収入を含めるともう少し人数が増加するでしょう。

競輪選手
2015年、約2500人の競輪選手の内、獲得賞金で1億円を超えたのは4名。

【医師・弁護士】
高収入の代表的職業である医師や弁護士。
医師や弁護士の平均年収が高給というのは間違いありませんが、どちらも基本は個人事業であるため、組織化して長にならない限りは年収1億円は不可能です。

医師の場合であれば個人開業レベルでは年収数千万程度がボーダーラインで、それなりの規模の病院を構えるくらいでないと実現は難しいでしょう。

弁護士の場合も同様で優秀な弁護士を集めて組織化し、大きな案件を受託できるレベルでないと不可能です。
日弁連の収入調査では年収1億円以上の弁護士は回答した3724人のうち88人でした。※2014年

【芸能人・タレント】
芸人、タレント、歌手などトップクラスの芸能人なら確実に年収1億円は超えています。

【株・FXトレーダー】
意外なことにいちばん年収1億円への可能性が高いのがトレーダーで8400人の他の区分に該当しない所得者の大部分を占める存在です。
お金でお金を稼ぐ方法が最も効率が良いようです。

【ホスト】
月収で1000万円、年収で1億円を超えるホストは存在していますが、東京や大阪のトップクラスでないと実現は難しいでしょう。
数万人はいるといわれるホストの中で年収1億円を実現できるのは数人いるかいないか。

都道府県別 年収1億円以上の人数

都道府県 1億円~2億円 5億以下 10億以下 20億以下 50億以下 100億以下 100億超 合計
北海道24770112400334
青森46111100059
岩手3560000041
宮城1613942100207
秋田3051000036
山形29110000040
福島861832000109
茨城1395453100202
栃木961931100120
群馬932383210130
埼玉642144183100808
新潟861951000111
長野693070101108
千葉5261413010230712
東京44971693370152501166779
神奈川111330561156101501
山梨3490000043
富山4592000056
石川56142430079
福井3480000042
岐阜892040000113
静岡27269163131365
愛知87724235189021183
三重891242101109
滋賀70202100093
京都24085134420348
大阪81426134136111130
兵庫542154379100743
奈良902040100115
和歌山3961100047
鳥取1251000018
島根1741000022
岡山692734020105
広島1835153010243
山口4151000047
徳島2794100041
香川39101030053
愛媛63181100083
高知1952000026
福岡340111158500479
佐賀3421000037
長崎4373300056
熊本73205000098
大分4251000048
宮崎5693000068
鹿児島60111000072
沖縄72152000089
合計123763831731270103251217348

都道府県別の年収1億円以上のデータです。

当然ながら日本の経済の最重要拠点である東京に多くの富が集中しています。
東京の億長者の人数は6779人ですが、この数字は2位以下である神奈川県・愛知県・大阪府が束になってもかなわない数字で中央と地方との経済格差の大きさが見てとれます。

東京以外に関しては人口の多い大都市圏を中心にまんべんなく億円プレイヤーが存在しています。
存在割合は、おおむね人口に比例していると言ってよく、例え地方であったとしても年収1億円を実現させる可能性はありそうです。

年収1億円以上の年推移グラフ

人数
2014年 17348人
2013年 18370人
2012年 13609人
2011年 12750人
2010年 11843人
2009年 11107人
2008年 15139人

また、年収100億円以上という上場企業の利益をも超えるような天文学的数字を稼ぎ出している人が12人も存在しています。

巷では、「この3人のいずれかは該当するだろう」というような噂もありますが、公表はされていないため実際は不明です。

いずれにしても世間一般の常識を超越した働き方をしている人であることは間違いないでしょう。

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